PEOPLE

interview 01
社員紹介

お菓子から生まれる笑顔を、
自らの機械から

食品機械事業本部
生産本部
焼成ソリューション部
オーブン・直焼設計グループ(当時)
2019年入社

Profile
大学院では機械工学を専攻。人々の暮らしに身近な「お菓子」を扱い、さらにはメーカーに縛られず多種多様なお菓子に携わることのできるマスダックの仕事に惹かれて志望した。入社後は技術部に配属され、機械設計担当として生産ラインに一貫して携わり、現在はメイン設計者の補佐を務めている。

お菓子づくりの礎を、この手で築く

営業部とエンジニアリング部によってお客様のご要望を反映してつくられた「仕様回覧」や「見積図」を元に、機械を設計していく。これが私たち機械設計担当者の仕事です。まず、内容を確認した上で、必要があればお客様先へ現地調査に行き、電気制御担当者と連携を行いながら図面を起こしていきます。また、機械を動かすためのエアーや電気、ガスなどの設備をお客様側で用意してもらうためのご連絡も私たちの仕事の一つです。そうした準備を経て、部品の製作から機械の組み立て、試運転、そして最後にお客様工場への据え付けまで行います。お菓子づくりの根幹となる生産ラインを一貫して製作できることに加え、主要工程を担当できるので、とてもやりがいのある仕事だと感じていますね。

「食品」は、繊細だからこそ難しい

お菓子という食品を扱うところに仕事の難しさがあり、一方で大きなやりがいでもあると感じています。以前、プチシューをコンベヤからコンベヤに移動させる機械を製作したことがありました。そのとき苦労したのは、移動させるときにプチシューが転がってしまうことへの対策です。プチシューは、製品の大きさ、重さといった個体差が大きく、それに対応した機械を考えなければならなかったんですね。対応として、まずは自身で機械のことをじっくりと調べ、深く把握していきました。その後、先輩や上司、さらには製造部の方と案を出し合い試行錯誤していった結果、うまく機械を調整できたときには、大きな喜びを感じたことを覚えています。

あくなき探究心が、成長の鍵

当社には、常に自発的に学ぶ姿勢をお持ちの方に来てもらえたら嬉しいです。日々仕事をしていると、さまざまな問題に直面せざるを得ません。そうした問題は、学校で学んだことでは対応できないことも多々あります。そんな状況の中で、どんなことにも探究心を持ち、自発的に学ぶことができれば、人一倍早い成長を遂げることができるでしょうし、どんな部署でも活躍できるのではないでしょうか。また、問題を解決できるのは、機械をこの目で見ている自分だけです。私自身もまだまだ知識が浅く、学びながらではありますが、そうした責任感を持ちながら、今後も業務に励んでいきたいと思います。

My Dream
これから先、叶えたい夢

現在、私はお菓子を焼成するオーブンの設計を担当しています。その中では初めて扱う機械も多くあり、大変なこともないとは言い切れません。しかしながら、自身が携わったお菓子を街で見かけると誇らしく思いますし、この仕事をやっていてよかったなと実感できるんです。そんな想いを胸に、これから先も多くの経験を積みながら、お客様に喜んでいただける機械を設計し、さらにはライン全体の設計者になれるよう頑張っていきたいと思います。

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