株式会社マスダック

どら焼の話

どら焼の話

1959年に自動どら焼機を開発してから早60年以上…。当社とどら焼には切っても切れない歴史があります。そんな、どら焼とともに歩んできた中で、マスダックなりに集めてきたどら焼やパンケーキの情報を少しずつ書いていきたいと思っています!

どら焼の生地配合

どら焼配合の基になるのが、三同割り(さんどうわり)です。粉と砂糖と卵が概ね同じくらいの割合になることを指しています。小麦粉100、砂糖100、卵100、そこにふくらし粉(重曹やイスパタ)を加えるのが基本となっています。
それをベースにはちみつを足したり、卵を減らしたりして、お店独自の配合が出来上がります。

生地づくり

仕込みのポイントはなるべく泡立てず、均一に混ぜることです。また、仕込んだ後に生地を寝かせるのも特徴かなと思います。

Point

  • 液糖やみりんなどをあらかじめ火にかけてシロップ化しておく。
  • さっくり感を出すため、粉を2度ふるう。
  • 混ぜすぎないように注意して、「ゆっくり」「優しく」混ぜる。
    ※卵と砂糖の混ぜる時間を長くすると、水分と糖分がよく馴染み、小麦粉を混ぜた時に粘りが出にくく、ソフトな食感になります。
  • 仕込み後1時間以上寝かせることで、さっくりソフトに仕上がります。(冷蔵庫で一晩寝かせることもあります)

生地の焼き方

水分を保ち、縦目(生地を割った時の気泡が縦長になっている状態)をつくるため、高温短時間で焼きあげます。縦目ができることで歯切れのよい生地になります。190℃で1分半~2分弱くらいで焼きあがります。

断面の縦長の気泡が縦目です
生クリームとあんこをサンドした生どら

紙を敷いてトラ焼も

とてもシンプルな配合なので、仕込み方や焼き方によってかなり変わってきます。どら焼はまだまだ奥が深いです…。

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