機械設備の多くに、制御装置としてPLCが取り付けられています。生産設備の装置を動作させている重要な部品です。PLCは内臓バッテリによってお客様の大切なノウハウであるデータを記憶しています。バッテリ切れをおこさないために、残量確認と交換をお願いします。
- このページの掲載内容は、2014年4月時点の情報です。
対象機種
タッチパネル操作でデータ設定してご使用いただいているもの。PLCは、制御盤の中に取り付けられています。
- システムデポリー旧型(SAD-SD型)
- サーマルメディアオーブン
- ファインアップスチーマー
- 全自動どら焼機
- システムデポリー エボリューションII(SD2型)
バッテリ交換の必要性
設備の主電源を切っているときにPLCがバッテリ切れになると、PLCが記憶しているデータを喪失します。バッテリが切れる前に交換が必要です。
バッテリ切れサイン、使用年数の確認を
バッテリ切れサイン
バッテリの電圧が低下すると、PLC本体のバッテリ切れを示すランプが点灯します。点灯後は速やかにバッテリを交換してください。1週間に1回、点灯有無の確認をお願いします。
バッテリの使用年数の確認を
当社製の設備に搭載しているPLCは、いずれのメーカー・型式のものも、バッテリの保証期間(または寿命目安)は5年間です。
設定データは、控えを取ってリスク回避を
PLCの設定データは、バッテリ切れ以外に、万一の故障等でも喪失する可能性があります。より安心してお使いいただくため、とくにタッチパネルから設定値を入力する機種については、控えを取っていただくことをお奨めします。
控えの方法
- 設定データを書き写しておく
- 設定画面を写真で撮っておく
- PLCプログラム編集ソフトでバックアップ
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