ご活用事例

竹内製菓グループ 様
  • デポジッター
  • フィナンシェ・マドレーヌ

竹内製菓グループ 様

竹内製菓グループは菓子製造の竹内製菓株式会社、株式会社清華堂、販売・卸の竹内商事株式会社、株式会社千珠庵、株式会社千寿で構成されている。
竹内製菓は1949年に創業し、全国の観光地に向けてOEM生産をしている。創業当初は菓子類代理店だったが、翌年からは菓子問屋を開いて温泉旅館向けの菓子や加賀土産を扱うようになった。昭和50年代に本社工場を建て、生地をホイルに包んで焼くアルミフーズラインを導入。その商品化の成功を機に焼き菓子ラインを増設してOEMの体制を築いた。品質を追究しながら細かい注文にも迅速に応え、その少量多品種生産により技術力や開発力を養いメーカーとしての基盤を培ってきた。
三代目の竹内裕貴代表は、2023年春からグループを率いている。着任して特に人事制度の見直しや社内制度の策定に力を入れている。また、各々の通常業務以外の提案に対して評価を与えるインセンティブ制度も始めた。 
近年、OEMでは地域の素材を活かした開発依頼が増えている。2023年、型焼きラインで生産しているグルテンフリーのプチフィナンシェは好評で、同ラインで生産できるガレットは、問屋に提案して商品化された。
2024年、従業員は約140名。社内では対話の機会を増やし、自身は2年かけて全員との個人面談を続けている。その中で見えてきた、自社の強みである従業員のストイックさを活かし、全員が自由な発想で想像力をもって働ける会社に育てていきたいと考える。そして海外にも販路を拡げ、全社の自信につなげたいと、新たな成長ビジョンを描いている。

所在地:石川県加賀市大聖寺三ツ町ワ101-1
URL:https://www.takeuchiseika.co.jp/
掲載号:マスダックニュース2024年9月号

システムデポリー (SD3)

竹内製菓グループは、和洋の様々な焼き菓子を製造し、全国の問屋へ卸している土産菓子メーカー。その生産に当社トンネルオーブンラインや直焼き焼成機が活用されている。 竹内製菓グループの傘下である株式会社清華堂は、主力のワッフルクッキーや合わせ焼き、フィナンシェ、ガレットを生産。2023年、小ぶりのガレットを生産するにあたり型焼きラインの充填機を他社機からシステムデポリーに更新した。硬めのガレット生地の形を整えるために型押し装置を搭載し、現在フィナンシェとガレットの生産に兼用している。 フィナンシェはOEMも含め6種類あり、1日に数種類、切り替えて生産をしている。システムデポリーに更新して生地の充填精度が上がったことで、以前よりも品質が安定し、ロスの削減にもつながっている。また、使いやすくなったとの評価もいただいた。

  • 「フィナンシェ」と「ガレット」。フィナンシェはいちご味などOEMの依頼を受け数種類生産している

    「フィナンシェ」と「ガレット」。フィナンシェはいちご味などOEMの依頼を受け数種類生産している

  • フィナンシェの生地を充填するシステムデポリー

    フィナンシェの生地を充填するシステムデポリー

  • 株式会社清華堂で生産している「合わせ焼き」直焼き焼成機を使って生産。あんと餅をサンド

    株式会社清華堂で生産している「合わせ焼き」
    直焼き焼成機を使って生産。あんと餅をサンド

  • 竹内製菓株式会社で生産している「あんバターしゅう」シュークリームラインで生産。粒あんとバターを中味に注入

    竹内製菓株式会社で生産している「あんバターしゅう」
    シュークリームラインで生産。粒あんとバターを中味に注入

関連情報

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