ご活用事例
- オーブン
- クッキー
有限会社春華堂 様
「うなぎパイ」で知られる春華堂は、1887年(明治20)年創業の老舗だが、「温故知新」の経営方針のもと、近年目覚ましい進化を遂げている。
10年前、「うなぎパイと並ぶ3本の柱」としてスティックパイの「coneri」と、五穀と発酵で和菓子づくりの原点回帰と進化を目指した「五穀屋」の2つのブランドを立ち上げた。
また「うなぎパイ」シリーズでは、2023年、発売30周年の「V.S.O.P.」からミニを発売。
定番の「うなぎサブレ」や「みそまん」は若手の感性によりポップにリニューアルし、東海エリアの土産売場を賑わしている。
地元浜松では直営4店舗に加え、集客力のある工場見学施設「うなぎパイファクトリー」や食育・職育の体験型施設「nicoe」で地域に貢献してきた。
2021年には、四代目の山崎貴裕社長が掲げる理念「三笑主義ー笑顔溢れる会社であること・笑顔が交わる地域であること・笑顔を創るお菓子を提供し続けること」を体現した社屋兼複合施設「SWEETS BANK」を開設した。
近年の進化を長年の組織改革の成果であるとして、若手を育てチャレンジする風土を築くとともに、マネジメント力のある人材の育成にも取り組み、生産体制の改革を進めている。
「この先も、代々が培ってきた春華堂らしい楽しさを提供して、浜松の方、日本の方に愛されるお菓子屋であり続けたい」と考え、進化を続けている。
所在地:静岡県浜松市中央区神田町553
URL:https://www.shunkado.co.jp/
掲載号:マスダックニュース2024年2月号
キャタピラオーブン(STO)
銘菓「うなぎパイ」は、バンド式のトンネルオーブンを、「うなぎサブレ」はキャタピラ式のトンネルオーブンをお使いいただいている。 うなぎサブレは、売れ筋トップ5に入る人気商品。当初ラックオーブンで生産していたが、トンネルオーブンを導入し生産性が向上した。チョコかけの商品も冬季限定商品として販売されている。チョコかけをした後、味のアクセントとして塩をひとつまみ添えている。 「機械化は生産性の向上が目的です。しかし、手づくりの部分は残し、付加価値を付けた製品に仕上げています」と商品づくりに対するこだわりをお話いただいた。
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「うなぎサブレ」。定番のプレーン、チョコレート味、2023年に発売された静岡抹茶チョコ味の3種類がある
「うなぎサブレ」。定番のプレーン、チョコレート味、2023年に発売された静岡抹茶チョコ味の3種類がある
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「うなぎサブレ」を生産の様子
「うなぎサブレ」を生産の様子
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「うなぎパイミニ」を生産の様子
「うなぎパイミニ」を生産の様子
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うなぎパイのシリーズは、「うなぎパイ」「うなぎパイナッツ入り」「うなぎパイV.S.O.P.」「うなぎパイミニ」と、V.S.O.P.発売30周年を機に2023年に発売された「うなぎパイV.S.O.P.ミニ」の5種類
バンドオーブン(SBOS)
うなぎパイは50年以上も当社トンネルオーブンを使って生産をしている。新たに2023年12月にもうなぎパイミニの生産にバンドオーブンが導入された。「永年の信頼と実績があるので使い続けています」と機械メーカーとしての信頼をいただいている。
関連情報
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