ご活用事例

DAN SEOK GA Co.,Ltd. 様
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  • どら焼き

DAN SEOK GA Co.,Ltd. 様

韓国南東部、慶尚北道(キョンサンブクド)の慶州(キョンジュ)に店を構える断石家(ダンソクガ)は地元のチャルボリ(もち麦)を使った菓子「チャルボリパン」を手掛けている。
慶州は韓国有数の観光都市で、韓国一世界遺産を有しながらも、湖畔に遊園地、国際会議場まで集まるリゾート地も整備されている。
一大観光都市の観光土産の代表格として人気を集めるチャルボリパンは、100%もち麦粉のオリジナル商品で、モチモチとした弾力ともち麦の風味を生かした逸品だ。
2003年に専門店「ダンソクガ」を開業すると、2006年には慶尚北道の優良特産品に認定された。
韓国に新たな菓子文化の風を起こしたチャルボリパンは商品化の前例がないもち麦を用いて、1年を費やし84回の試作を経て餅菓子を好む韓国人の口に合う菓子として完成に漕ぎ着けた。
チャルボリパンの開発により、もち麦市場が発展し、もち麦の耕作地は当初の3倍、生産農家は倍の100軒に増えた。
もち麦を使った新商品の開発に努めると同時に、K-FOODが輸出で成功している今、その流れに乗ってチャルボリパンを海外に広げていくことを次の夢として掲げている。

所在地:233,Geumsung-ro,Gyeongju-si,Gyeongbuk,Korea
URL:https://chalboribread.com/
掲載号:マスダックニュース2023年11月号

チャルボリパン生産ライン(SDR-K,SD3)

2022年11月に「チャルボリパン」の生産に自動ラインを導入。 チャルボリパンは地元のもち麦を使った生地に薄くあんこを塗ってサンドした商品で、ソ社長がどら焼からインスピレーションを受けて開発。 今では慶州の定番土産菓子として広く親しまれている。週に5日、多い時で1日に2万4000個のチャルボリパンを生産している。 「自動ラインを導入したことで、作業員を14人から7人に半減することができ、人件費を大幅に削減できました。 さらに、以前は人手作業のためバラついていた焼成時間も自動化されることにより均一に、また結果的に3割以上短縮され、生産性も向上しました。 品質も安定し、助かっています」とのお言葉をいただいた。

  • 上火を使わず、保温カバーをして生地を反転。手焼きの作り方を再現している

    上火を使わず、保温カバーをして生地を反転。手焼きの作り方を再現している

  • 全自動どら焼焼成機で生地を焼いた後、システムデポリーであんこを絞る

    全自動どら焼焼成機で生地を焼いた後、システムデポリーであんこを絞る

  • 「チャルボリパン」。φ65mmと小ぶりなサイズ

    「チャルボリパン」。φ65mmと小ぶりなサイズ

  • あんこは手作業でナッペしてからサンド。効率的に自動化しながらも、こだわりの部分は手作業を残している

    あんこは手作業でナッペしてからサンド。効率的に自動化しながらも、こだわりの部分は手作業を残している

関連情報

マスダックニュースお試し版

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