ご活用事例

オーブン
デポジッター
タルト

昭和製菓株式会社様

昭和製菓は、北海道有数の観光都市、函館で三代にわたり土産菓子の製造卸業をしている。
バター飴、半生焼き菓子、そして催事でのカット販売とそれぞれの代で強みを育て、素材重視への転換も図り全国的に話題となる商品を生み出してきた。
メーカーとしての歩みはバター飴から始まったが、1980年代にはクッキーなどの製造を開始。そしてバブル景気を経て高級志向が高まる中、原材料を見直し、バター、チーズ、牛乳、小麦粉、砂糖などは極力道産に切り替え、また、素材を厳選したハイグレードな商品も開発して、地元の国指定史跡・志苔館（しのりだて）から名付けた「志濃里（しのり）」のブランドで広めてきた。
近年はチルド商品も増やし、商品は素材感を前面に出し品質で勝負している。
また、製造は機械化を進め、無理・無駄をなくすことに努めながら、従業員が仕事しやすい環境をつくるべく取り組んでいる。

トンネルオーブン

システムデポリー

所在地：北海道函館市西桔梗町589-39
URL：http://www.ss-showa.com/
掲載号：マスダックニュース2023年4月号

トンネルオーブン、システムデポリー

2009年にトンネルオーブンとタルト成型用のシステムデポリーを導入。看板商品の「トラピストの丘函館チーズタルト」などタルト商品の成型から焼成と、クッキーやケーキなどの焼成に機械をお使いいただいている。
増設したシステムデポリーは汎用性の高い外回りローター式で、シートケーキやデコ缶など充填量の多い製品にも対応している。
単体のオーブンとデポジッターを商品に合わせて組み合わせ、日によって数種類の商品を切り替えながら多品種生産している。
「以前は充填量のばらつきが課題でしたが、安定して生産できています。マスダックの機械は使い勝手が良く、アフターサービスもしっかりしているので安心です」とお話しいただいた。